理事長あいさつ
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社会福祉法人 みすず福祉会 理事長 馬場 清志
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社会福祉法人 みすず福祉会
理事長 馬場 清志
また、人と人がふれあえる場として、「地域に密着して高齢者を支える」という考え方で、ご家族に心より安心していただけるサービスを心掛けると共に、開かれた施設を目指し、地域との交流に力を入れ、「高齢者福祉施設」を理解していただける活動の場として存在したいと考えています。
はじめに法人の概略から述べさせていただきますと、平成15年1月に大阪府より法人開設の認可を受けて、枚方市の東西南北ちょうど真ん中にあたる場所で平成16年1月から特別養護老人ホームとショートステイ、デイサービスセンターから事業をスタートしました。
その後、同じ枚方市に認知症高齢者のグループホームとデイサービスでの障がい者の受け入れと、介護保険制度においてケアプラン作成などのキーパーソンとなる指定居宅支援事業所、さらに、兵庫県赤穂市に認知症高齢者のグループホーム、京都市山科区にデイサービスセンターを開設し、主に高齢者福祉に関する事業を中心に展開しています。
さて、私自身は法人の代表者(理事長)であるとともに、医師で高齢者医療を専門として、認知症の診断と治療、老化防止等に深い関心を持って診療しておりますので、その臨床や実践の中で感じたことについて、ご挨拶をかねて記させていただきます。 現代社会では、介護保険制度に見られるように個人個人を単位とした支援が行われておりますが、実際には利用者様のご家族を含めて社会生活全体をとらえる視点が欠かせません。
さらには地域全体の課題として高齢者問題あるいは障害者問題を考える必要性を痛感しております。 また、「福祉」や「社会福祉」とは時代とともに、その意味するところも少しずつ変化していますが、生活に破綻をきたした場合のセイフティーネットワークであり、広い意味では生活の破綻を防止するという予防的意味合いも含まれると感じています。
さらに、昨今話題に上がる「地域」はそこが生活の場である以上、その場の安定を図る趣意は「福祉」とかなりオーバーラップするのではないでしょうか。
すなわち「福祉」は、「地域」での生活を安定化させるための機能、と言い換えることができます。 いずれにしましても、人間が共助・共生の関係で存在していることは疑いのないことで、そこに発生した生存を脅かす問題に対しては、すべからく複数の人間関係の問題として認識した上で解決すべきことは明らかです。
当法人はこのような社会認識に立ち、現代社会の抱える生活の本質的な問題に取り組むと同時に、将来起りうる課題にも柔軟に対応できるように努力しているところですので、みなさまのご理解とご支援をよろしくお願いします。